毎週末、お祭りに芸術の秋に市内各地を飛び回っています。
この土日も滝沢町のお祭りや横尾歌舞伎、そして「第9回やらまいかミュージックフェスティバル」の出演、スタッフと盛り沢山で昨晩はぐったりでした。
さて、今回は一般質問の3問目「交通事故ワースト1からの脱却対策」について掲載します。
③交通事故ワーストワン脱却対策について
次の質問は他の議員からもご指摘があった交通問題です。お手もとの資料1をご覧なりながらお聞きください。
本市の人口10万人あたりの交通事故件数は、政令市中6年連続ワースト1という不名誉な結果であり、本年に入ってもこの勢いが止まりません。
2の表からも分かる通り、静岡県内における平成26年の第一当事者居住市区町別発生状況は、上位を本市6区が占めており、もう待ったなしの状況にあります。
市長を会長とする浜松市交通事故防止対策会議においてもこの結果を重くとらえ、交通事故撲滅に力を注いでおりますが、その取り組みについては市民が認識していないことが意識アンケートで浮き彫りになりました。本市は大規模な事業所や工業団地が郊外に立地されており、通勤のために車を利用する典型的な車依存社会であります。それゆえ通勤時間帯に交通量が集中し、出社退社時に事故が多発する傾向にあります。
そこで以下2点についてお伺いします。
1つ目として、6年間行ってきた方策・結果とともに、アンケート結果を踏まえて現状をどのように認識しているのか伺います。
2つ目として、ワースト1脱出作戦は市民への周知は不可欠ではありますが、もはや啓発活動だけでは限界があると考えます。不名誉な結果を返上するための具体的な取組について伺います。
【答弁要旨】
(1)これまでの対策とその結果について
市では、交通事故のない快適な市民生活を実現するため、平成21年に浜松市交通安全条例を制定し、一人一人が交通安全について関心及び理解を高める日として、毎月10日を「市民交通安全の日」と定め、通勤・帰宅時を対象とした街頭での広報活動などを集中して行ってまいりました。
また、児童、生徒等に対する交通安全教育の推進や、ケーブルテレビを活用した啓発活動などの他、交差点改良や交通安全施設の整備を実施してまいりました。
これらの取組により、人身交通事故件数は、年々減少しております。しかし、政令指定都市における人口10万当たり、6年連続ワースト1という危機的な状況であり、一日でも早く脱出しなければならないと強く認識しております。過去の市民意識の調査によれば、無理をしても先に行きたいという「先急ぎ傾向」や、わき見運転が多いという結果が出ております。また、本年5月に実施したアンケート調査では、交通事故防止に心掛けていることは、「ゆとりを持った早めの出発」と答えた方が2割弱と少ないことや、「約3割の方がワースト1であることを知らない」ということが明らかになりました。これらの結果から、市民の交通安全に対する意識の低さも背景にあるのではないかと考えております。(朝倉土木部長)
(2)啓発活動以外の対策について
本年の浜松市交通事故防止対策会議により決定した「浜松市交通事故ワースト1脱出作戦」では、平成29年までの間に、事故件数を、平成26年の数値から3割削減することを目標といたしました。この目標を達成するため、即効性の高い交差点事故の削減対策として事故多発交差点をさらに10箇所前倒しし、20箇所の改善を行ってまいります。また、身近な生活道路の対策として、ゾーン30に指定された区域に交通安全施設を充実させ、事故の削減を図ってまいります。
しかしながら、市民意識の現状等を踏まえると、目標達成のためには、新たなソフト対策やポイントを絞った対策も必要不可欠であると考えております。こうしたことから、市民に対しイエローストップ運動、早めのライトオンなどを呼びかけるとともに、企業等に対しても公共交通機関の利用促進や時差出勤、ゆとり運転に対する理解と協力を求めてまいります。今後とも引き続き、ハード、ソフト対策を効率的に組み合わせ、市民総がかりで事故削減に取り組み、交通事故ワースト1脱出を図ってまいります。(朝倉土木部長)
【再登壇・再質問】
市長、各部長におかれましては丁寧な答弁を頂きありがとうございました。
ガチンコで行きたいと思いますので、用意してきた文章はこちらにおいて読みません。
・・・ということで資料1を出してください。
土木部長に再質問させていただきたいと思います。
この5番、人口十万人当たりの都市の中で浜松市はどこにいるかということでございます。
先ほど政令市20市中の1位をキープしているということでございましたが、実は10万人当たりの都市は269市あります。この中で浜松市は死者数は2位、人口十万人当たりの上半期の順位は3位になります。20の政令市の中の1位、これもびっくりすることですけれども、269市あるなかでの2位3位と、これは大変驚くべき事実です。そしてこの3番の表ですけどもここは平成19年からの統計ですけれども18年も実はワースト1です。
・・・ということは6年間じゃなくて、2位も一回ありますけど実質9年この不名誉なポジションにいるということになります。
まあこの辺、過去を振り返るのではなく、これからということになります。
この前市長は会の会長として決意のほどを語っていただきました。土木部長、元交通安全の課長でもありますので、ご自身のお言葉で再度決意をお願いしたいと思います。
よろしくお願いします。
【土木部長再答弁】
今日も答弁の中で私もびっくりした数字が出ているんですけれども、今回5月に新しく6年連続ワースト1ということでアンケート調査をしました。そのうち先ほども答弁しましたけれども市民の約3割の方がワースト1を知らないという結果が出ております。それとまた浜松市の事故の特徴としては、例えば平成26年でいきますと8515件の人身事故があったわけなんですけど、そのうちの3633件、これが追突事故ということで、ふつう安全の意識を持った中で前を向いて運転していればこういった追突事故は絶対起こらないわけで、こういったところにもやはり、市民一人一人が交通安全に対する意識が若干低いのかなと私は思っております。
こういったことから市長も答弁させていただきましたけれども、市民総出でですね、一丸となってこの汚名は返上していきたいと思っています。
この土日も滝沢町のお祭りや横尾歌舞伎、そして「第9回やらまいかミュージックフェスティバル」の出演、スタッフと盛り沢山で昨晩はぐったりでした。
さて、今回は一般質問の3問目「交通事故ワースト1からの脱却対策」について掲載します。
③交通事故ワーストワン脱却対策について
次の質問は他の議員からもご指摘があった交通問題です。お手もとの資料1をご覧なりながらお聞きください。

本市の人口10万人あたりの交通事故件数は、政令市中6年連続ワースト1という不名誉な結果であり、本年に入ってもこの勢いが止まりません。
2の表からも分かる通り、静岡県内における平成26年の第一当事者居住市区町別発生状況は、上位を本市6区が占めており、もう待ったなしの状況にあります。
市長を会長とする浜松市交通事故防止対策会議においてもこの結果を重くとらえ、交通事故撲滅に力を注いでおりますが、その取り組みについては市民が認識していないことが意識アンケートで浮き彫りになりました。本市は大規模な事業所や工業団地が郊外に立地されており、通勤のために車を利用する典型的な車依存社会であります。それゆえ通勤時間帯に交通量が集中し、出社退社時に事故が多発する傾向にあります。
そこで以下2点についてお伺いします。
1つ目として、6年間行ってきた方策・結果とともに、アンケート結果を踏まえて現状をどのように認識しているのか伺います。
2つ目として、ワースト1脱出作戦は市民への周知は不可欠ではありますが、もはや啓発活動だけでは限界があると考えます。不名誉な結果を返上するための具体的な取組について伺います。
【答弁要旨】
(1)これまでの対策とその結果について
市では、交通事故のない快適な市民生活を実現するため、平成21年に浜松市交通安全条例を制定し、一人一人が交通安全について関心及び理解を高める日として、毎月10日を「市民交通安全の日」と定め、通勤・帰宅時を対象とした街頭での広報活動などを集中して行ってまいりました。
また、児童、生徒等に対する交通安全教育の推進や、ケーブルテレビを活用した啓発活動などの他、交差点改良や交通安全施設の整備を実施してまいりました。
これらの取組により、人身交通事故件数は、年々減少しております。しかし、政令指定都市における人口10万当たり、6年連続ワースト1という危機的な状況であり、一日でも早く脱出しなければならないと強く認識しております。過去の市民意識の調査によれば、無理をしても先に行きたいという「先急ぎ傾向」や、わき見運転が多いという結果が出ております。また、本年5月に実施したアンケート調査では、交通事故防止に心掛けていることは、「ゆとりを持った早めの出発」と答えた方が2割弱と少ないことや、「約3割の方がワースト1であることを知らない」ということが明らかになりました。これらの結果から、市民の交通安全に対する意識の低さも背景にあるのではないかと考えております。(朝倉土木部長)
(2)啓発活動以外の対策について
本年の浜松市交通事故防止対策会議により決定した「浜松市交通事故ワースト1脱出作戦」では、平成29年までの間に、事故件数を、平成26年の数値から3割削減することを目標といたしました。この目標を達成するため、即効性の高い交差点事故の削減対策として事故多発交差点をさらに10箇所前倒しし、20箇所の改善を行ってまいります。また、身近な生活道路の対策として、ゾーン30に指定された区域に交通安全施設を充実させ、事故の削減を図ってまいります。
しかしながら、市民意識の現状等を踏まえると、目標達成のためには、新たなソフト対策やポイントを絞った対策も必要不可欠であると考えております。こうしたことから、市民に対しイエローストップ運動、早めのライトオンなどを呼びかけるとともに、企業等に対しても公共交通機関の利用促進や時差出勤、ゆとり運転に対する理解と協力を求めてまいります。今後とも引き続き、ハード、ソフト対策を効率的に組み合わせ、市民総がかりで事故削減に取り組み、交通事故ワースト1脱出を図ってまいります。(朝倉土木部長)
【再登壇・再質問】
市長、各部長におかれましては丁寧な答弁を頂きありがとうございました。
ガチンコで行きたいと思いますので、用意してきた文章はこちらにおいて読みません。
・・・ということで資料1を出してください。
土木部長に再質問させていただきたいと思います。
この5番、人口十万人当たりの都市の中で浜松市はどこにいるかということでございます。
先ほど政令市20市中の1位をキープしているということでございましたが、実は10万人当たりの都市は269市あります。この中で浜松市は死者数は2位、人口十万人当たりの上半期の順位は3位になります。20の政令市の中の1位、これもびっくりすることですけれども、269市あるなかでの2位3位と、これは大変驚くべき事実です。そしてこの3番の表ですけどもここは平成19年からの統計ですけれども18年も実はワースト1です。
・・・ということは6年間じゃなくて、2位も一回ありますけど実質9年この不名誉なポジションにいるということになります。
まあこの辺、過去を振り返るのではなく、これからということになります。
この前市長は会の会長として決意のほどを語っていただきました。土木部長、元交通安全の課長でもありますので、ご自身のお言葉で再度決意をお願いしたいと思います。
よろしくお願いします。
【土木部長再答弁】
今日も答弁の中で私もびっくりした数字が出ているんですけれども、今回5月に新しく6年連続ワースト1ということでアンケート調査をしました。そのうち先ほども答弁しましたけれども市民の約3割の方がワースト1を知らないという結果が出ております。それとまた浜松市の事故の特徴としては、例えば平成26年でいきますと8515件の人身事故があったわけなんですけど、そのうちの3633件、これが追突事故ということで、ふつう安全の意識を持った中で前を向いて運転していればこういった追突事故は絶対起こらないわけで、こういったところにもやはり、市民一人一人が交通安全に対する意識が若干低いのかなと私は思っております。
こういったことから市長も答弁させていただきましたけれども、市民総出でですね、一丸となってこの汚名は返上していきたいと思っています。
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