今まではオフレコにしておりましたが、既に報道発表もされていますので、ブログに書いてもよいでしょう。
みなさんもご存知の通り、有楽街で4月・5月、2回にわたって映画のロケが行われ、ちょっとした(?)話題になりました。
4月のある日、市役所で事務仕事をしていたところ、秘書時代に知り合った仲間から電話があり、
「かんまさん、今どこにいる~?会ってもらいたい方がいるので、今そっちに向かっているから待っていて~!」
と連絡がありました。
待つこと約1時間、ご一緒に見えられたのは東京から駆け付けた映画のプロデューサーでした。
今回、このロケではいろいろな騒動がありましたが、今回の訪問目的はネガティブな話ではありませんでした。
すぐに、フィルムコミッションを担当する観光交流課の次長や産業部長に取り次ぎ、ふとしたことからできた個人の縁を行政全体としての縁につなげました。
そして、5月8日に富田プロデューサーの市長表敬訪問をセットすることができました。
園子温監督、富田プロデューサー、お2人とも三河の出身であるため、浜松の地理には非常に明るく、素晴らしい山・川・湖・砂丘など自然に囲まれ、繁華街が隣接するこの浜松がロケ地として大変気になっていると話してくださいました。
映画の撮影には大型セットの移動がつきもので、昼夜お構いなしの撮影はスタッフの体力を奪っていきます。
遠方での撮影は、本当に辛いものがあり、なるべく近距離で撮影ができれば嬉しいとのことでした。
制作会社のトライストーン・エンターメントは、小栗旬さん、綾野剛さんが所属するタレント事務所をも併せ持ち、今後も「ルパン三世」実写版を撮影する予定となっています。
フィルムコミッションが成功している市町は、受け入れ側の協力体制が素晴らしいと言われています。
4月ロケの際に少々戸惑ったギャラリー誘導を解決するべく、地元ボランティアの登用を行政に提言させていただきました。
緑のビブスを着たボランティアの皆さんが、有楽街で交通整理にあたっている様子を目の当たりにした方も多いことでしょう。
わたしも言いだしっぺとして撮影現場で午前0時近くまでお手伝いをさせていただきました。
スタッフの皆さんから、ボランティアの皆さんのおかげで、5月のロケは文句のつけようがない素晴らしい交通整理でしたと高い評価をいただきました。
こっそりと(いえ、堂々と)監督とプロデューサーに浜松の魅力をPRさせていただき、今後もまたお越しくださいとお願いさせていただきました。
ご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました。
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