民間人パワー

インターネットで調べ物をしていたら、市立高校に民間人校長が誕生という記事が出ていました。

すでに4月のことですが、実はこの方、わたしの元上司です。
それも直属の・・大変お世話になりました。
ちなみに娘さんは、市立高校マーチングバンドで指導させていただきました。

ですので、こっちはお世話したわけです。
・・・と言っても、父兄の皆さんには大変お世話になったのですが・・・。

元上司のYさんはつまり娘が通っていた学校の校長先生に民間人として登用されたのです。

この方、実力的にも人間的にもすごく魅力がある方なんです。

今でも、こういう年のとり方をしたいなあと憧れます。
(そんなことを言っていると「かんま~、照れるじゃんか~」と後からはたかれそうですが。)

決して教員が悪いといっているわけではないし、素晴らしい方もたくさんいらっしゃるので誤解されると困るのですが、適材適所で民間人を登用することは素晴らしいことだと思います。

特に、商業高校や工業高校においては百戦錬磨の民間人を活用すべきだと思います。

また、部活動なども市民の力を借りるべきです。

私のある友人は、クラブ活動の顧問の荷が重過ぎて家庭が犠牲になり、とうとう離婚してしまいました。

そもそも、教員とクラブがそうそううまくマッチングするはずもなく、吹奏楽分野では権威と言われた私の友人も今は剣道部の顧問だったり、逆に柔道一直線だった同級生は今は吹奏楽の副顧問をやっているとききました。

私たちには計り知れない問題が学校にはあるのでしょうけど、コーチを長年やってきたわたしとしては、もっともっと民間人を活用してくれればいいのにと思います。

ちなみに下の写真は、私が母校で授業を受け持った時の写真です。

民間人パワー

私の母校は、PTAの研修委員会が生徒のためにOBを招いて行う「PTA講話」という制度が一年に一回あります。
2年連続で授業をやらせていただきましたが、壇上に立つものにいい加減なことは言えず、なかなか気合が入ります。

1週間、書いては消し書いては消し作った8枚の原稿も、結局はメモ程度にしかならず当日はアドリブでした。

これがまた、授業後に生徒さんが感想を書いてくれるので恐ろしいんです・・・。

わたしは、そうたいしたことは喋れませんでしたが、「ようこそ先輩」のようなエキスパートによる授業、受けたいと思いませんか?

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